メニュー

料金について

[2023.09.02]

当クリニックは自費診療と保険診療を行っております。自費診療についてはクリニックで決めた価格であり施設間で違いますから、明確に提示することは当たり前のことだと思いますし、そのようにお伝えしたうえで自費医療を提供しております。

しかし、お伝えしても覚えてない方もいらっしゃったりするので繰り返し説明したりします。

患者さんも、最初は緊張してあまり頭に入っていないことが多いようで、繰り返し確認が重要だと思いました。自分も活舌が悪い上に少し早口になる癖があるので正確に伝わらず申し訳なく思います。

 

20年前と大きく違うのは、保険診療でも「いくらになりますか}という質問が圧倒的に増えました。ごくごくまれに手術ができないこともあります(数年前には、麻酔の段階で重篤な不整脈が発覚し中止となったこともあります)が、たいていは手術する内容は決まっており、それについては動かしようのない金額です。しかし、使用する麻酔の量が途中で追加されたり、使用する医療材料や処方薬の量が個人個人で違ったり、微妙なところで変動がありますので、施術前にはきっちり断定ができないのも事実です。おおむねこれくらいとは言えますが、それでも「価格が変わる」ことに違和感を感じておられる方もいます。当院でも、毎日のように行う手術などについては保険診療でもおおよそ国民保険ではいくらくらい、社会保険ではいくらくらい、、、とお伝えできるようには努力しております。

話は変わり、先進国の所得は物価の上昇に伴い、この20年で大きく上昇しておりますが、先進国(と言えるのかは今は疑問ですが、、、)の中で日本だけ平均所得は低下しております。おおよそ年間100万以上もです。そういうことが大きく影響し、保険診療でも価格を確認する方が増えたのかなと愚行しております。

さらに最近の価格高騰は自分も含めみなの生活に大きなダメージを与えております。もうちょっと何とかなりませんでしょうか?(政府の方々へ言いたいです)

医療材料も各業者から連日のように値上げの通知が来ておりますので、当クリニックもなるべく現状維持にしておりますが、一部価格を上げざるを得ないものもあります。

暗い話ですいません。

なるべくコストを抑え、価格上昇を回避しつつ櫃の高い医療が提供できるよう精進したいと思います。まだまだ足りないところがたくさんありますが一歩一歩前進したいと思います。

文句の口コミは少し悲しいですが、明日への反省材料をタダでご教示いただき、うれしく思います。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME