パリオリンピック
、、、が開催中です。診療終わり、帰宅後の楽しみで連日観戦しています。
どうしても開催国が有利な判定になることは明らかです。日本も東京オリンピックではそれ以前の過去5回の開催のなかでも最多のメダル獲得数なので、異論はないと思います。
それでも特にJUDOの判定については連日SNSでも判定問題で騒がれています。
幼いころに見ていた(山下)柔道の姿はもうなく、青い柔道着、有効や効果がなくなったこと、まともに組み合わず頭を下げて袖のつかみ合いするのが当たり前の試合内容になりました。
日本以外の選手の手指による顔への攻撃が多すぎると思います。日本選手、何人か試合中に目をつつかれそれ以降苦戦を強いられる場面が目立っています。
審判もそういう競技しか見ていないのか、JUDOとしての判定になり、日本が受け継いできた美しい柔道はそこにはありません。競技として勝ち負けのみを争うJUDOです。審判はそのように教育されていると思われ、日本人から見て質が下がっているとかでは決してないのでは??と思います。国際大会の審判になるにはそれなりに経験を積んできて資格を得てなっているはずです。
自分は別の競技としてみています。別の競技の審判としてみています。
いま、日本はこのまま割り切ってJUDOの大会としてオリンピックに参加継続するのか、それと柔道は違う競技として独自でやっていくのか考えるべきだと思います。
JUDOやるならそれなりの練習をしないといけないと思います。美しい柔道では世界のJUDOのルールに合わせて勝つことはより難しくなるのは当たり前と思います。
待てと言われても首絞められている最中に、先に力を抜いてはいけないと思います。
自分も空手を少しやっておりますが、直接打撃では寸止め空手の競技組み手で全く通用しません。「ちょん」と足先を頭に触れると3ポイント。打ち抜くと反則負け。
直接打撃では理解不能ですが、フェンシングにもあるように触れれば勝ちというルールならそのルールを学んで勉強すれば良いと思います。学生時代、当時の空手部では直接打撃の練習ばかりしていて寸止め空手の大会では全く勝てませんでした。いまでも最強と私は思っていますが、いまや沖縄県医師会の理事にまでなられている先輩先生が現役のころは、相手の鼻がもげそうになるくらいの目にもとまらぬ回し蹴りがさく裂したことを鮮明に覚えています。戦いに勝っても試合は反則負けです。
それから、部活として考えなおし、練習方法を改めました。寸止めの練習、特に押し切るのではなく引く練習を重点に置いてやることで素人から始めても、(医学生だけの大会ではありますが)西日本で個人組手3位になりました。レベルの低い話ですいません。
まだ始まったばかりなので、サッカー、バスケット、陸上などこれからも見どころ満載です。楽しんで観戦を続けようと思います。
あのころの「柔道」はもうないです。