糸リフトの本当の持続期間
「糸リフトはどのくらい持ちますか?」
もっとも多いご質問です。
結論から申し上げると、
半年〜1年程度が現実的な目安です。
「3年持つ」「5年持つ」という表現を見かけることがありますが、
形成外科医としては慎重にお伝えしています。
なぜ“長く持つ”と言われるのか
糸リフトは、
✔ 物理的な引き上げ
✔ 糸周囲のコラーゲン増生
この2つの作用があります。
溶ける糸(PDOやPCLなど)は
数ヶ月〜1年程度で吸収されます。
吸収後もコラーゲンが残るため、
「持続する」と説明されることがあります。
しかし――
物理的な引き上げ効果は永久ではありません。
形成外科医の現実的な考え方
持続期間は、
・年齢
・皮膚の厚み
・脂肪量
・生活習慣
・重力の影響
によって変わります。
特に40代後半以降は、
支持組織そのものが弱くなるため
戻りは比較的早い傾向があります。
重要なのは「何をもって持続とするか」
✔ 強く引き上がった状態が続く期間
✔ なんとなく整っている期間
✔ 元に戻るまでの期間
定義が曖昧なまま
「◯年持ちます」と言うのは正確ではありません。
当院では、
半年〜1年で徐々に緩やかに戻る
とお伝えしています。
長く持たせるコツはあるのか?
あります。
✔ 過度に引き上げない
✔ 適切な層に挿入する
✔ HIFUなどで土台を整える
✔ 体重の急激な増減を避ける
ただし、それでも永久ではありません。
むしろ大切なのは「設計」
糸リフトは、
一度で劇的に変える治療ではなく
“時間を少し巻き戻す”治療
と考えています。
必要に応じて
1年後に微調整を行う。
その方が自然で安全です。
こんな方には正直にお伝えします
✔ 一度で5年持たせたい
✔ 大きな変化を望んでいる
その場合は
他の選択肢をご提案することがあります。
最後に
美容医療で一番大切なのは
期待値のすり合わせです。
沖縄で糸リフトをご検討の方へ。
派手な広告よりも
現実的な説明を重視してください。
形成外科専門医として、
正直にお話します。
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